
はじめに:「駆除」だけじゃ不安なあなたへ
前回の記事では、ブラックキャップを使って巣ごと駆除する方法をご紹介しました。
実際、我が家でもブラックキャップを使い始めてから、姿を見かけることがグッと減りました。
↓前回の記事
でも正直なところ、「そもそも家に入ってこなければいいのに…」と思いませんか?
どれだけ駆除しても、新たなゴキブリが外から侵入してきたらイタチごっこ。
だからこそ、「入ってくる前にブロックする」ことが大切なんです。
今回は、ブラックキャップの外用タイプの使い方や注意点、そして“ゴキブリが入り込む意外な隙間”をふさぐための物理対策をセットでご紹介します。
【屋外用】のブラックキャップを活用!

玄関や侵入経路にブラックキャップを設置
市販のブラックキャップには【屋外用】の製品もあります。これは水に溶けにくい耐水タイプで雨にも強く、ベランダや玄関先、勝手口などに設置できるようになっています。
裏には固定シールがついているのでちょっとした風がふいても飛ばないよう固定することもできます。
設置するのにおすすめなのが、ゴキブリが本格的に活動を始める前の「春〜初夏(5〜6月頃)」に使うこと。
この時期に設置しておくことで、外からの侵入を未然にブロックできるのです。
真夏に設置するのは注意⚠︎
ただし暑い時期に屋外用ブラックキャップを設置すると、ゴキブリも活発に行動し始めているので鉢合わせすることがあります。
見るのも嫌だという方は設置のタイミングを間違えないようにするのがポイントです。
◾️ ベストな使用タイミング:春〜初夏(5〜6月)
◾️ 暑くなる前に、先回りして設置するのがポイント!
◾️ 「置けば安心」ではなく、戦略的に使う意識を!
ゴキブリを「家に入れない」ための物理対策3選

ブラックキャップと組み合わせて効果的なのが、“物理的な侵入防止”。
実はゴキブリの通り道は、あなたの家にも潜んでいるかもしれません…。
以下では、実際に効果があった具体的な対策を3つご紹介します。
① 洗面台やキッチン下の“すき間”はパテで埋める
排水管の根本や壁・床との隙間。
一見わかりづらいですが、ここはゴキブリの出入り口として非常にメジャーなルートです。ゴキブリは2mmもあれば隙間から侵入できるそうです…。
▶ 対策:「すき間パテ」で埋める
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② エアコン配管の“壁との隙間”も要チェック!
エアコンのホースが壁に接続されている部分、エアコン業者の方が隙間パテのようなもので埋めてくれていると思いますが、まれにまだ隙間があることも。
ここから外の虫が侵入してくる可能性があります。
▶ 対策:「エアコン用穴埋めパテ」等で埋める
エアコンの周囲は温度差で結露が発生しやすいため、ゴキブリが好む環境でもあります。
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③ 室外機のドレンホースには防虫キャップをつける
室外機から出ている細いホース(ドレンホース)は、虫の侵入口としてかなり有名なポイント。
この細い管を通って、なんとゴキブリ・クモ・ヤモリなどが室内に入ってくることも…。
▶ 対策:「ドレンホース用防虫キャップ」を取り付ける
キッチンの排水溝ネットを取り付けるだけでも効果があります。
おわりに:「入れない+駆除」で安心感が段違い!

ブラックキャップは、優れた駆除アイテムです。
でも、それだけに頼るのではなく、侵入経路を断つことも忘れてはいけません。
- ゴキブリが「入れない家」にしておく
- もし入ってきても、ブラックキャップで駆除!
このダブルの対策をしておくことで、精神的にもかなりラクになります。
ドレンホースや配管まわりのパテ埋めなどは、数百円でできる上に効果は絶大。
ぜひこの週末にでも、チェックしてみてくださいね。