夏が近づいてくると、なんとなく部屋の片隅が気になる。「黒い影がササッと…」なんてことを想像するだけで、背筋がぞっとする方も多いのではないでしょうか。
私自身、ゴキブリだけはどうしても苦手で、自宅で遭遇しても自分では退治できず、夜中母を叩き起こしてどうにかしてもらう事もしばしばでした。
そんな私がたどり着いたのが、アース製薬の「ブラックキャップ」でした。使い始めてから7年。いまでは、家の中で一度もゴキブリを見なくなりました。
この記事では、そんなブラックキャップの魅力と使い方、実際に使ってみたリアルな感想をまとめてご紹介します。
ブラックキャップとは？置くだけで効く仕組みを解説
毒餌タイプで巣ごと駆除
ブラックキャップは、アース製薬から販売されているゴキブリ用の駆除剤です。見た目は小さな黒いカプセル。中にはゴキブリが好むエサと一緒に、有効成分（毒）が仕込まれています。
最大の特徴は、ゴキブリが食べた毒が巣全体に波及するという点。つまり、目に見える1匹を倒すだけではなく、巣そのものを一網打尽にする設計になっています。
なぜ見かけなくなるのか？連鎖効果の秘密
ブラックキャップの効果は「1匹倒して終わり」ではありません。餌を食べたゴキブリだけでなく、巣に戻ったそのゴキブリのフンや死骸を食べた他のゴキブリたちも撃退し、更に卵を持ったメスにも、その卵にも成虫にも効果があります。
これが「二次感染」の仕組みで、設置して数週間後には、ゴキブリ自体を見かけなくなるという人が続出しています。
実際に使ってみた体験談｜6年連続、家にゴキブリが出なくなった
約7年前、今のこのわが家に引っ越してきたばかりの頃、3匹ほどゴキブリを見かけてしまいました。当時新築だったので建築時に侵入したのか、荷物の配送時に着いてきたのか…ヤツが登場する度に慌てふためきました。
そんな中で試したのが、職場の同僚からゴリ押しでおすすめされた｢ブラックキャップ｣。置いてすぐにパントリーからひっくり返ったゴキブリを発見して、効果に驚きました。(遭遇はしたくなかったですが。)
それからゴキブリの姿を一切見なくなり、その状態がいまも続いています。
置いた場所と設置のタイミング
効果を実感したポイントは、設置場所と時期です。
私がメインとして置いたのは以下の場所：
- キッチン下の収納
- 冷蔵庫の裏
- パントリー
- 洗濯機の横
- 玄関の隅
- トイレ
12個入りのブラックキャップを購入し、他の場所にも置けるだけの場所に12個全てを設置しています。
そして、設置は毎年5月の初旬に。ゴキブリが活発になる少し前に置くことで、侵入・繁殖を防ぐことができます。
他のゴキブリ対策と比べてどうなの？比較まとめ
ブラックキャップ以外にもゴキブリ対策は多数ありますが、私がいろいろ試した中での比較は以下の通りです。
| 対策方法 | 効果範囲 | 手軽さ | 即効性 | 継続性 | コメント |
|---|---|---|---|---|---|
| ブラックキャップ | 巣全体 | ◎ | ○ | ◎ | バランスが最も良い |
| ゴキブリ撃退スプレー | 見つけた1匹のみ | ○ | ◎ | △ | 応急処置向き |
| ホウ酸団子 | 局所 | △ | △ | △ | 手作りは効果不安定 |
ブラックキャップは手軽さ・効果範囲・持続力のバランスが非常に優秀です。
ブラックキャップを効果的に使うポイント
設置のコツとNG場所
ブラックキャップを置く際のポイントは、「暗くて湿った、ゴキブリが通りそうな場所」を狙うこと。
逆に、以下の場所は効果が落ちやすいので要注意です：
- エアコンの風が直接当たる場所
- 雨に濡れる屋外（※屋外用を選べばOK）
- 掃除機で吸ってしまいそうな場所
交換時期はいつ？1年に1回でOK
基本は1年に1回の交換でOK。春〜初夏（5〜6月）に新しいものに取り替えるのがベストです。
湿度の高い地域や、屋外の場合は半年ごとでも安心です。
よくある疑問と回答（Q&A）
子どもやペットがいても大丈夫？
ブラックキャップはカプセル構造になっていて、中身に直接触れることはありません。ただし、誤飲などの危険を避けるためにも、手の届かない場所に設置するのが安心です。
Q. ゴキブリを見なくなったのは効いていない証拠？
A. 逆です。ブラックキャップは見えないところで効いている商品なので、ゴキブリが出なくなるのは効果が出ている証拠です。
まとめ｜ブラックキャップで「見ない夏」を手に入れよう
「ゴキブリを見かけない＝効果があった」と、実感できるのがブラックキャップのすごいところ。手軽に使えて、設置も数分。これで1年間安心できるなら、コスパも最高です。
「今年こそ、ゴキブリと無縁の夏にしたい」
そんな方に、ぜひブラックキャップを試してみてほしいと思います。